身体が喜ぶごま味噌ベジラーメン

身体が喜ぶごま味噌ベジラーメン

冬から春へ向かう季節、身体はまだ冷えを抱えながらも、光の変化に引かれるように少しずつ外側へ開き始める。そんな時期に寄り添うのが、この「ごま味噌ベジラーメン」。野菜をじっくり炒めて旨味を引き出し、さっぱりとした味噌スープに重ねることで、身体に負担をかけずに満足感を与えてくれる一杯だ。炒めたねぎ・生姜・えのきは、具材というよりスープの核となり、冬明けの身体に必要な温かさと巡りをそっと促す。

玄米麺を使うと、米の香りと味噌のやさしい甘味が重なり、どこか懐かしい味わいになる。玄米と味噌の組み合わせは質の良いタンパク質にもなり、薬膳的な視点でも身体を整える力がある。もちろん、中華麺や豆麺でも美味しく、日々の体調や気分に合わせて選べる柔らかさも魅力。

一般的なラーメンは重さが残りやすいけれど、このベジラーメンは食べ終わったあとに身体が軽く、スープを飲み干しても負担がない。冬明けの身体に必要なのは、強い刺激ではなく、やさしい温かさと巡り。ねぎ・生姜・えのきをじっくり炒めるという小さな所作が、季節の入口に寄り添う一杯をつくる。心地よい満腹感が、静かに身体を整えてくれる。

材料

(2人分)

生玄米麺(または中華麺・豆麺)…2玉

具材
長ねぎ…1/2本

生姜…1片

キャベツ…100g

もやし…100g

えのき…80g

しめじ…80g

スープ
水だし昆布…900ml(昆布を一晩冷蔵庫で水出し)

白すりごま…大さじ4

麹味噌…大さじ5

ごま油…大さじ4

白こしょう…小さじ1/3

塩…小さじ1

好みのトッピング
メンマ

焼き海苔

紅生姜

刻み大葉

一味唐辛子

お酢

使用する道具

大きめの鍋

フライパンまたは深鍋

包丁

まな板

計量スプーン

ザル(麺の湯切り用)

ボウル

手順

1.香味野菜を刻む
長ねぎ・生姜・えのきはみじん切りにする。
→ スープの核になるため細かく。

2.その他の野菜を準備する
キャベツはざく切り、しめじは石突きを取りほぐす。

3.香味野菜をじっくり炒める
鍋にごま油を入れ弱火で熱し、ねぎ・生姜・えのきを入れて10分以上炒める。
→ ここが旨味と香りの要。

4.野菜を加えて炒める
キャベツ・もやし・しめじを加え、塩を振り、中火で油が全体に回るまで炒める。

5.スープを作る
水だし昆布を加え、沸騰直前まで温める。
麹味噌・白すりごま・白こしょうで調味する。

6.麺をゆでる
別鍋で麺をゆで、湯切りして器に盛る。

7.仕上げる
スープと具材を注ぎ、好みでトッピングをのせる。

メモ

生姜は多めでも美味しいが、辛味が強くなるので調整を。

にんにくを加えるとパンチが出るが、冬明けは生姜中心が合う。

玄米麺はゆで時間が短いものが多いので注意。

季節

冬明け(2月後半)

季節の気配

香りが立ち、身体が軽くなり始める時期。

難易度

ふつう

所要時間

40分

味の方向性

しっかり

味のニュアンス

ごまのコク、味噌のやさしい甘味、香味野菜の余韻

身体の方向性

巡り・温性・軽さを取り戻す

食卓の情景

冬明けの昼、湯気の向こうに春の気配が混ざる。

保存性

スープは冷蔵1日(麺は別保存)

ひとこと

身体が軽くなる、やさしい薬膳ラーメン。

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