1|月は“拠り所”ではなく、ただの自然現象
月のリズムを暮らしに取り入れるとき、 もっとも大切なのは 月に依存しないこと です。
月は、 私たちの人生を決める存在ではありません。
ただ、 夜空に浮かび、 光を放ち、 海を揺らし、 ときどき心の奥に小さな波を落とすだけ。
月を“拠り所”にしてしまうと、 揺れの意味を見誤り、 自分の選択を月に預けてしまうことがあります。
月は、 あなたの人生の主役にはなりません。
2|月を「説明」ではなく「観察」に戻す
月を意識し始めると、 ついこんなふうに考えてしまうことがあります。
- 今日は満月だから不安
- 新月だからやる気が出ない
- 月星座がこうだから私はこうなる
でも、これは 月を“説明装置”として使っている状態。
説明に使い始めると、 月はあなたの感情や行動の“理由”になってしまう。
Magazine の Moonカテゴリが大切にしているのは、 説明ではなく観察。
- 「満月だから不安」ではなく
- 「今日は不安。満月が近いのかもしれない」
この順番が大切。
月は、 あなたの内側を説明するための道具ではなく、 内側を観察するための静かなレンズ。
3|月の情報を“距離”から扱う
月の揺れは、 あなたを動かす指示ではありません。
- 行動の理由にしない
- 判断の根拠にしない
- 他人を評価する材料にしない
月の情報は、 距離を置いて扱うとちょうどいい。
揺れたときは、 「これは情報」として受け取り、 すぐに反応しない。
距離を置くことで、 月の揺れは“飲み込まれる波”ではなく “読み解ける波”に変わります。
4|月のリズムと“自分のリズム”を混同しない
月のリズムは外側の時間。 自分のリズムは内側の時間。
この2つは似ているようで、 まったく別のものです。
- 月が満ちても、自分は満ちない日がある
- 月が静まっても、自分はざわつく日がある
- 月の周期と、自分の周期は一致しないことがある
一致しない日があっても、それは自然。
月のリズムに合わせられない自分を 責める必要はありません。
むしろ、 自分のリズムを優先することが 月との健全な距離感をつくる。
5|月は“背景”として置いておく
月は、 あなたの人生の主役ではありません。
月は、 あなたの感情の原因でもありません。
月は、 あなたの選択を決める存在でもありません。
月はただ、 あなたの内側の揺れを照らす“背景の光”。
背景として置いておくと、 月はあなたを縛らず、 ただ静かに寄り添う存在になります。
6|今日からできる、月との距離のつくり方
6-1|月を理由にしない
「満月だからできない」ではなく 「今日はできない。満月が近いのかもしれない」。
6-2|揺れたときは“保留”にする
決めない。動かない。反応しない。
6-3|月の情報を“参考書”として扱う
月はルールではなく、ただのヒント。
6-4|自分のリズムを最優先にする
月よりも、自分の身体の声を信じる。
7|結び
月は、あなたの人生を動かす力ではなく、 あなたの内側を照らす光。
月と距離を保つことは、 月を遠ざけることではありません。
ただ、 月を“主役”にしないということ。
月は、 あなたの内側の揺れを照らす光であり、 あなたの人生を決める存在ではない。
距離を保つことで、 月はあなたの暮らしの中で 静かに、やさしく、背景として輝き続ける。

